ハワイでロコモコを食べるなら、1961年創業のローカル食堂「レインボー・ドライブイン(Rainbow Drive-In)」が定番です。
ロコモコは、ごはんの上にハンバーグと目玉焼きをのせてグレービーソースをかけたハワイ生まれの料理で、1949年にハワイ島ヒロで誕生しました。
この記事では、ハワイのロコモコについて、名前の由来、おすすめのお店と値段、おいしく食べるコツの順に解説します。
「本場のロコモコはどこで食べればいい?」「いくらくらい?」「日本のロコモコと何が違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
客室乗務員時代にほぼ毎月ハワイに通っていた私の体験も交えながら、初めての方でも迷わないようにご紹介しますね。

私はアロハテーブルやレインボー・ドライブインのロコモコが好きです!どちらのお店でも、お店で人気のロコモコを食べました。
- ハワイのロコモコとはどんな料理か
- ロコモコの名前の本当の由来
- ハワイでロコモコを食べられるおすすめのお店と値段(2026年)
- ロコモコをおいしく、お得に食べるコツ
ハワイのロコモコとは?

- ロコモコとはどんな料理?
- ロコモコの名前の由来は?
- ロコモコはどこで生まれた?
- 日本のロコモコとの違いは?
ロコモコとはどんな料理?
ロコモコとは、白いごはんの上にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレービーソースをかけたハワイのローカルフードです。
グレービーソースは、肉汁をベースにした茶色いソースで、ハンバーグとごはんの両方によく合います。
ハワイでは、ロコモコは観光客向けの特別な料理というより、地元の人が朝ごはんやランチに気軽に食べる「ソウルフード」のような存在です。
ハワイでは、ローカル食堂やドライブイン、ファミリーレストランなど、さまざまなお店のメニューにロコモコが並んでいます。
お店ごとにハンバーグの大きさやソースの味、目玉焼きの数が違うので、食べ比べてお気に入りの一皿を見つけるのもハワイ旅行の楽しみのひとつです。
手頃な値段でお腹いっぱいになれるので、ハワイ旅行中のランチにもぴったりですよ。
ロコモコの名前の由来は?
ロコモコの「ロコ(Loco)」は、スペイン語で「クレイジー」を意味する言葉が由来です。
ハワイでは「ロコ」というと「地元の人」を思い浮かべる方が多いですが、ロコモコの「ロコ」はそれとは別の言葉なんです。
料理をリクエストした高校生グループの一人が「クレイジー」というあだ名で呼ばれていたことから、スペイン語を勉強していた仲間がスペイン語の「Loco」を提案し、語感の良い「モコ(Moco)」を合わせたといわれています(参考:Wikipedia「Loco moco」)。
「モコ」には特定の意味はなく、「ロコ」と韻を踏んで響きが良いことから付けられました。
ハワイで使われる「ロコ(地元の人)」の意味については、ハワイの「ロコ」の意味を解説した記事で詳しく紹介しています。
ロコモコはどこで生まれた?

ロコモコは、1949年にハワイ島ヒロの「リンカーン・グリル(Lincoln Grill)」で生まれたとされています。
店を営んでいたイノウエ夫妻に、近くのスポーツクラブの高校生たちが「安くてお腹いっぱいになるものを」とリクエストしたのが始まりで、ごはんの上にハンバーグをのせてグレービーソースをかけた一皿が誕生しました。
その後、同じヒロの老舗食堂「カフェ100(Cafe 100)」がロコモコを広め、今では29種類ものロコモコを提供しています(参考:Hawaii News Now)。
カフェ100は「ロコモコの発祥店ではないけれど、ロコモコを次のレベルに引き上げた店」と紹介されており、ロコモコの故郷はヒロだと地元でも語られています。
日本のロコモコとの違いは?
ハワイのロコモコと日本のロコモコのいちばんの違いは、ボリュームとソースの味です。
日本のカフェなどで食べるロコモコは、サラダや野菜が添えられたおしゃれなワンプレートが多いですが、ハワイのローカル食堂のロコモコは、ハンバーグや目玉焼きが2つずつのることもあるほどのボリュームです。
ソースも、日本ではデミグラスソースが多いのに対し、ハワイでは肉汁をベースにしたグレービーソースが定番です。
さらに、ハワイのプレートランチでは、マカロニサラダが付け合わせとして添えられるのも特徴です。
ハワイでロコモコを食べるならどこ?おすすめのお店

出典:https://rainbowdrivein.com/
- レインボー・ドライブインのロコモコの特徴は?
- レインボー・ドライブインへの行き方は?
- アロハテーブルのロコモコは今どこで食べられる?
- ハワイ島ヒロの「カフェ100」とは?
- ロコモコにはどんな種類がある?
- おすすめのお店を比較すると?
レインボー・ドライブインのロコモコの特徴は?

レインボー・ドライブインのロコモコは、ハンバーグ2枚と目玉焼き2つに、たっぷりのグレービーソースをかけたボリューム満点のプレートが特徴です。
レインボー・ドライブインは、1961年にセイジュ・イフクさんとアヤコさん夫妻が、手頃な値段でローカルのプレートランチを提供するためにカパフル通りで開いたお店です(参考:レインボー・ドライブイン公式サイト)。
レトロな外観と虹の看板が目印で、アメリカの人気グルメ番組の書籍「Diners, Drive-Ins and Dives」でも紹介されるなど、地元の人にも観光客にも愛されています。
公式サイトに掲載されている、カパフル店のロコモコの値段は次のとおりです(参考:レインボー・ドライブイン公式メニュー)。
- ロコモコ・プレート:15.50ドル(ハンバーグ2枚、目玉焼き2つ、ごはん、グレービー、マカロニサラダ)
- ロコモコ・ボウル:8.95ドル(ハンバーグ1枚、目玉焼き1つの小さめサイズ)
- チリモコ・プレート:16.50ドル
ロコモコのほかに、BBQビーフ、チキン、マヒマヒ(白身魚のフライ)が一度に楽しめる「ミックスプレート」も看板メニューです。

レインボー・ドライブインでは、お店で人気のロコモコを食べました!
- Rainbow Drive-In(レインボー・ドライブイン)カパフル店
- 住所 3308 Kanaina Ave, Honolulu, HI 96815
- 電話 808-737-0177
営業時間や臨時休業は変わることがあるため、訪問前に公式サイトやGoogleマップで確認しておくと安心です。
レインボー・ドライブインへの行き方は?
レインボー・ドライブインは、カパフル通りとカナイナ通りの角にあり、ワイキキの東側からなら歩いて行くこともできます。
ワイキキの東端にあるホノルル動物園やカピオラニ公園の近くから、カパフル通りを少し北へ進んだところにあるので、公園の散策とあわせて訪れるのもいいですね。
歩くのが大変な方は、カパフル通りを通る路線バス「TheBus(ザ・バス)」を使うのが便利です。
TheBusの運賃は、2026年7月1日から大人1回3.25ドルで、HOLOカードを使えば1日の上限は7.50ドルです(参考:TheBus公式サイト)。
同じカパフル通りには、マラサダで有名な「レナーズ」もあるので、ロコモコのあとにデザートとしてマラサダを買いに行くのもおすすめです。
アロハテーブルのロコモコは今どこで食べられる?

アロハテーブルのワイキキ店は、2025年6月25日に移転のため閉店しており、2026年10月時点では、徒歩2分ほどの姉妹店「ヘブンリー(Heavenly Waikiki)」でアロハテーブルの看板メニューを食べることができます(参考:アロハテーブル ワイキキ公式サイト)。
アロハテーブルのロコモコといえば、神戸牛スタイルのハンバーグに、マッシュルームと玉ねぎのデミグラスソースをかけた「プレミアム神戸スタイルビーフ・ロコモコ」が有名です。
ハワイの人気グルメアワード「Hawaii’s 111 Award」のロコモコ部門で、2018年から2020年まで3年連続で1位を獲得し、殿堂入りしたこともある実力派です(参考:株式会社ゼットン)。
ローカル食堂のロコモコがグレービーソースなのに対して、アロハテーブルのロコモコはデミグラスソースなので、日本のロコモコに近い味が好きな方にもおすすめです。

アロハテーブルでも、お店で人気のロコモコを食べました!
アロハテーブルは新しいお店の場所をまだ発表していないため、行く前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
ハワイ島ヒロの「カフェ100」とは?
カフェ100は、ロコモコ誕生の地・ヒロにある老舗のドライブインで、29種類ものロコモコが楽しめるお店です。
第二次世界大戦で日系人部隊「第100歩兵大隊」に所属していたリチャード・ミヤシロさんが妻と開いたお店で、店名も部隊の名前にちなんで付けられました(参考:Hawaii News Now)。
1946年と1960年の2度の津波で被害を受けながらも、1962年に現在のキラウエア通りで再オープンし、今も家族で営業を続けています。
オアフ島からは少し遠いですが、ハワイ島を訪れるなら、ロコモコの「ふるさと」でいろいろな味を食べ比べてみるのもおすすめです。
ロコモコにはどんな種類がある?
ハワイのロコモコには、定番のハンバーグとグレービーソースの組み合わせ以外にも、さまざまなアレンジがあります。
たとえば、レインボー・ドライブインの「チリモコ」は、グレービーソースの代わりにチリ(ひき肉と豆を煮込んだソース)をかけたロコモコで、スパイシーな味が好きな方に人気です。
アロハテーブルでは、神戸牛スタイルのハンバーグを使ったロコモコのほかに、ヴィーガン向けのロコモコや、ロコモコをパンにはさんだ「ロコモコバーガー」も紹介されていました(参考:アロハテーブル ワイキキ公式サイト)。
ロコモコ発祥の地ヒロのカフェ100では、なんと29種類ものロコモコから好きなものを選べます。
何度もハワイに行く方は、お店ごとにいろいろなロコモコを食べ比べてみるのも楽しいですよ。
おすすめのお店を比較すると?
ここまで紹介したお店の特徴を比べてみましょう。
以下の表にまとめます。
| お店 | エリア | ロコモコの特徴 | 値段の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| レインボー・ドライブイン | オアフ島カパフル | ハンバーグ2枚と目玉焼き2つ、グレービーソース | プレート15.50ドル、ボウル8.95ドル | 本場のローカルの味を楽しみたい人 |
| アロハテーブル(ヘブンリーで提供) | オアフ島ワイキキ | 神戸牛スタイルのハンバーグとデミグラスソース | 店頭で確認 | 日本のロコモコに近い味が好きな人 |
| カフェ100 | ハワイ島ヒロ | 29種類のロコモコから選べる | 店頭で確認 | ロコモコ発祥の地で食べ比べたい人 |
値段は2026年10月時点の公式サイトの情報をもとにしています。変わることがあるため、最新の値段はお店で確認してください。
ハワイのロコモコをおいしく食べるコツは?

出典:https://www.waikikiresort.com/
- プレートとボウルはどちらを選ぶ?
- お得に食べる方法は?
- 英語での注文の仕方は?
- ロコモコと一緒に食べたいメニューは?
- 日本でもハワイのロコモコは食べられる?
プレートとボウルはどちらを選ぶ?
しっかりお腹を満たしたいならプレート、ほかの料理も食べたいならボウルを選ぶのがおすすめです。
レインボー・ドライブインのロコモコ・プレートは、ハンバーグ2枚と目玉焼き2つにマカロニサラダも付くので、2人でシェアしてもいいくらいのボリュームです。
一方のロコモコ・ボウルは、ハンバーグと目玉焼きが1つずつの小さめサイズなので、ミックスプレートなどほかのメニューと一緒に頼んで、みんなで分け合うのもいいですね。
お得に食べる方法は?
レインボー・ドライブインのカパフル店では、月曜日から木曜日の15:00〜17:00にハッピーアワーを実施しており、ロコモコ・プレートを12ドルで食べられます(参考:Aloha State Daily)。
通常価格より3.50ドルもお得になるうえ、量は通常と同じなので、時間が合えばぜひ利用してみてください。
ハッピーアワーはカパフル店だけの企画で、内容が変わることもあるため、行く前に公式サイトやSNSで確認しておきましょう。
英語での注文の仕方は?
ロコモコの注文は、カウンターでメニュー名と個数を伝えるだけなので、英語に自信がなくても大丈夫です。
- カウンターの上のメニューボードで食べたいメニューを決める
- 「Loco Moco Plate, one, please.(ロコモコ・プレートを1つください)」のように伝える
- 持ち帰りの場合は「To go, please.」、店内で食べる場合は「For here, please.」と伝える
- 会計をして、番号を呼ばれたら受け取る
目玉焼きの焼き加減を聞かれることもありますが、迷ったら「Over easy(両面焼きで黄身は半熟)」と答えれば、半熟の黄身をハンバーグにからめて食べられますよ。
ロコモコと一緒に食べたいメニューは?
ロコモコを食べるなら、同じお店のプレートランチもあわせてチェックしてみてください。
レインボー・ドライブインでは、BBQビーフ、チキン、マヒマヒ(白身魚のフライ)がひと皿で楽しめる「ミックスプレート」が一番人気のメニューで、ロコモコと並ぶ看板メニューになっています。
ほかにも、甘辛いしょうゆ味の「ショウユチキン」や、チリをかけたごはん「チリライス」など、ハワイのローカルらしいメニューがそろっています。
朝食メニューは毎日7:00〜10:30に提供されているので、朝ごはんにロコモコを食べて、その足でダイヤモンドヘッドやカピオラニ公園へ観光に出かけるのもおすすめです。
何人かで行く場合は、ロコモコとミックスプレートを1つずつ頼んでシェアすると、いろいろな味を楽しめますね。
日本でもハワイのロコモコは食べられる?
日本でも、ハワイのお店がイベントなどに期間限定で出店することがあります。
レインボー・ドライブインは、横浜などで開催されたハワイ関連のイベントに出店しており、公式サイトでは大阪や京都での出店予定も紹介されていました(参考:レインボー・ドライブイン公式サイト)。
こうしたイベントは期間限定なので、行きたい方は公式サイトやSNSで出店情報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。
とはいえ、ハワイの空気の中で食べる本場のロコモコは格別なので、ハワイに行ったらぜひ現地で味わってみてください。
よくある質問
Q. ロコモコとはどんな料理ですか?
A. ロコモコは、白いごはんの上にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレービーソースをかけたハワイ生まれの料理です。1949年にハワイ島ヒロで誕生し、今ではハワイを代表するローカルフードになっています。
Q. ロコモコの「ロコ」は地元の人という意味ですか?
A. いいえ、ロコモコの「ロコ」は、スペイン語で「クレイジー」を意味する言葉が由来です。料理をリクエストした高校生のあだ名から付けられ、「モコ」は語感の良さで合わせた言葉だといわれています。
Q. ハワイのロコモコはいくらくらいですか?
A. お店によって異なりますが、レインボー・ドライブインでは、ロコモコ・プレートが15.50ドル、小さめのロコモコ・ボウルが8.95ドルです(2026年10月時点)。カパフル店では月〜木曜のハッピーアワーにプレートを12ドルで食べられます。
Q. ワイキキの近くでロコモコを食べられるお店はどこですか?
A. ワイキキの東側から近いカパフル通りの「レインボー・ドライブイン」が定番です。アロハテーブルのロコモコは、2026年10月時点ではワイキキの姉妹店「ヘブンリー」で食べられます。
Q. アロハテーブルのワイキキ店は営業していますか?
A. アロハテーブルのワイキキ店は、2025年6月25日に移転のため閉店しました。新しいお店の場所は発表されていないため、最新の情報は公式サイトで確認してください。
Q. ロコモコ発祥のお店はどこですか?
A. ロコモコは、1949年にハワイ島ヒロの「リンカーン・グリル」で生まれたとされています。同じヒロの「カフェ100」は、29種類ものロコモコを提供するお店として有名です。
ハワイのロコモコを本場で味わおう!まとめ
この記事のポイントをまとめました。
- ロコモコは、ごはんにハンバーグと目玉焼きをのせ、グレービーソースをかけたハワイ生まれの料理
- 1949年にハワイ島ヒロで誕生し、名前の「ロコ」はスペイン語の「クレイジー」が由来
- オアフ島で定番なのは、1961年創業のレインボー・ドライブイン(プレート15.50ドル)
- アロハテーブルのワイキキ店は移転のため閉店中で、看板メニューは姉妹店ヘブンリーで提供
- レインボー・ドライブインのカパフル店では、月〜木曜15:00〜17:00のハッピーアワーがお得
- ロコモコ発祥の地ヒロのカフェ100では、29種類のロコモコから選べる
ハワイに行ったら、ぜひ本場のロコモコを味わってみてください。
レインボー・ドライブインのあるカパフル通りには、マラサダで有名なレナーズもあるので、ランチにロコモコ、おやつにマラサダという食べ歩きプランもおすすめです。
旅行の計画を立てるときは、行きたい日のランチに「ロコモコ」を入れておくと、ハワイ旅行がもっと楽しくなりますよ。

