ハワイのABCストアは、ワイキキだけで約40店舗ある、日本のコンビニのようなお店です。
水や軽食、日焼け止めなどの日用品から、マカダミアナッツやチョコレートなどのお土産まで、旅行中に必要なものがひととおりそろいます。
この記事では、ハワイのABCストアについて、どんなお店か、買えるものと値段の目安、スーパーとの違い、上手な使い方の順に解説します。
「ABCストアって何?」「スーパーと比べて高いの?」「お土産を買うならABCストアでいい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
客室乗務員時代にほぼ毎月ハワイに通い、今もハワイに行くたびにABCストアを利用している私の体験も交えながら、わかりやすくご紹介しますね。

私は仕事でも旅行でも、ハワイに行くたびに必ず1度はABCストアに行きます!
- ハワイのABCストアとはどんなお店か
- ABCストアで買えるものと値段の目安
- ABCストアとスーパーの違いと使い分け方
- ABCストアを上手に使うコツと注意点
ハワイのABCストアとは?

- ABCストアはどんなお店?
- ABCストアはどこにある?店舗数は?
- ABCストアの営業時間は?
- ABCストアの名前の由来は?
- ABCストアはどうやって生まれた?
ABCストアはどんなお店?
ABCストアは、1964年にワイキキのカラカウア通りで1号店をオープンした、ハワイ生まれのコンビニエンスストアです。
日系人のシドニー・コササさんが創業したお店で、今もハワイの会社「MNS」が運営しています(参考:Wikipedia「ABC Stores」)。
お店には、水やジュース、お酒などの飲み物、お菓子やおにぎり(むすび)、サンドイッチなどの軽食、日焼け止めや歯ブラシなどの日用品、ビーチグッズ、Tシャツやアロハシャツ、お土産用のお菓子や雑貨まで、旅行に必要なものがひととおりそろっています。
日本のコンビニと同じように、「ちょっと足りないものを買い足す」のにとても便利なお店です。
ABCストアはどこにある?店舗数は?
ABCストアは、ワイキキだけでも約40店舗あり、通りを歩けば数分おきに見つかるほどたくさんあります(参考:SFGATE)。
ワイキキのほかにも、アラモアナセンターやハワイ島、マウイ島などハワイ各地にあり、ハワイ以外ではグアムや北マリアナ諸島、ラスベガスにも店舗があります。
ホテルの1階や、ロイヤル・ハワイアン・センターなどのショッピングセンターの中にもあるので、滞在中に「ABCストアが見つからない」と困ることはほとんどありません。

ABCストアはホテルからも近く、観光中もいろいろな場所にあるので本当に便利です。夜遅くでも開いているので、買い忘れたものがあったときにも助かります!
ABCストアの営業時間は?
ABCストアの営業時間は店舗によって異なりますが、ワイキキの店舗は朝7時ごろから夜11時ごろまで営業しているところが多いです。
たとえば、ロイヤル・ハワイアン・センター内の店舗は毎日7:00〜23:00の営業です(参考:ロイヤル・ハワイアン・センター公式サイト)。
ショッピングセンターや観光地のお店が閉まったあとでも開いているので、夕食のあとにホテルで飲む飲み物や、翌朝の朝ごはんを買いに行くのにも便利です。
ただし、店舗ごとに営業時間は違うため、よく使うお店の時間は現地で確認しておきましょう。
ABCストアの名前の由来は?
ABCストアは、もともと「ミスターK(Mister K)」という名前で営業していましたが、覚えやすい名前にするために「ABCストア」へと変わりました。
最後の「ミスターK」の店舗は2009年にABCストアに切り替わっており、今ではハワイのすべての店舗がABCストアの名前で営業しています(参考:Wikipedia「ABC Stores」)。
「ABC」という名前が選ばれたのは、覚えやすいことに加えて、電話帳(イエローページ)で一番上のほうに載るからだったといわれています(参考:Discover Nikkei)。
シンプルで覚えやすい名前なので、日本人旅行者の間でも「ABC」と呼ばれて親しまれています。
ABCストアはどうやって生まれた?
ABCストアは、ハワイで薬局を営んでいた日系人の夫妻が、ワイキキの観光地としての可能性に気づいて始めたお店です。
創業者のシドニー・コササさんは、岡山県出身の日系1世の両親のもとに1919年にホノルルで生まれ、カリフォルニア大学バークレー校で薬学を学びました。
1949年に妻のミニーさんと薬局を開いたあと、1960年代の初めにマイアミビーチを訪れた際、ワイキキもこれから大きな観光地になると考え、1964年にカラカウア通りとビーチウォークの角にABCストアの1号店をオープンしました(参考:Discover Nikkei)。
今も創業家が経営を続けていて、「便利さ」と「お客さんへのサービス」を大切にする考え方が受け継がれています。
日本にゆかりのある家族が作ったお店だと知ると、ABCストアがより身近に感じられますね。
ABCストアで買えるものは?おすすめと値段の目安

- ABCストアでよく買うものは?
- ABCストアで買えるお土産は?
- ABCストアのオリジナルグッズは?
- ABCストアの値段は高い?
ABCストアでよく買うものは?
ABCストアでよく買われているのは、水や飲み物、お菓子、軽食など、旅行中にすぐ必要になるものです。
- 水・飲み物:ミネラルウォーター、ジュース、コーヒー、ビールやワインなど
- 軽食:スパムむすび、サンドイッチ、カップ麺、フルーツなど
- お菓子:ポテトチップス、チョコレート、クッキーなど
- 日用品:日焼け止め、歯ブラシ、充電ケーブル、帽子、サングラスなど
- ビーチグッズ:ビーチサンダル、浮き輪、ビーチタオルなど
ハワイは乾燥していて日差しも強いので、観光に出かける前にABCストアで水を買っておくと安心です。
朝ごはんにスパムむすびを買ったり、夜にホテルで食べるお菓子や飲み物を買ったりと、1日に何度も立ち寄る人も多いですよ。

私がABCストアで買うのは、水やお菓子、軽食、ちょっとしたお土産が多いです。
ABCストアで買えるお土産は?
ABCストアでは、マカダミアナッツやチョコレート、コーヒーなど、ハワイらしい定番のお土産を手軽に買うことができます。
特に、マカダミアナッツやマカダミアナッツチョコレートは種類が多く、小分けのパックもあるので、職場や友達に配る「ばらまき土産」にぴったりです。
ほかにも、ハワイのコーヒー、パンケーキミックス、ハワイらしい柄のポーチやマグネットなど、ちょっとした雑貨もそろっています。
ただし、トロピカルな見た目の商品でも、すべてがハワイで作られているわけではありません。ハワイ産のものを選びたい場合は、パッケージの「Made in Hawaii」の表示を確認しておきましょう(参考:Hawaii Guide)。

私もABCストアで、マカダミアナッツやチョコレートなど、ちょっとしたばらまき土産を買いました。渡したら喜ばれました!
たくさんのお土産をまとめて買いたい場合は、スーパーのほうが安く買えることもあります。スーパーで買えるばらまき土産については、ハワイのお土産何買えばいい?ばらまきできるスーパーで人気の商品で詳しく紹介しています。
ABCストアのオリジナルグッズは?
ABCストアには、ここでしか買えないオリジナルグッズや限定コラボ商品もあります。
中でも人気なのが、ハイビスカス柄の折りたたみエコバッグで、2024年の時点では6.99ドルで販売されていました(参考:るるぶ&more.)。
ハワイではレジ袋が有料のお店が多いので、旅行の初日にエコバッグを1つ買っておくと、買い物のたびに役立ちます。
また、日焼けしたハローキティなど、ABCストア限定のサンリオグッズも人気です。日焼けサンリオグッズについては、ハワイのサンリオグッズを紹介した記事で詳しくまとめています。

ABCストアはグッズの種類がとても多いです。エコバッグは便利なので、特におすすめです!
ABCストアの値段は高い?
ABCストアの値段は、スーパーより少し高めで、日本のコンビニとスーパーの関係に近いイメージです。
ワイキキの中心にたくさんの店舗があり、朝早くから夜遅くまで営業している便利さの分、同じ商品でもスーパーより少し高く設定されていることが多いです。
とはいえ、ワイキキのホテルからスーパーまで行く手間や時間を考えると、少量の買い物ならABCストアで済ませたほうが効率的なこともあります。
「急ぎのものや少しだけ欲しいものはABCストア」「まとめ買いはスーパー」と使い分けるのがおすすめです。

値段はスーパーのほうが少し安いです。ABCストアは、日本でいうコンビニのような感覚ですね。
ABCストアとスーパーはどう使い分ける?

- ABCストアとスーパーの違いは?
- 大型店「アイランド・カントリー・マーケット」とは?
- ABCストアとスーパーを比較すると?
ABCストアとスーパーの違いは?
ABCストアとスーパーのいちばんの違いは、店舗の多さと営業時間、そして値段です。
ABCストアはワイキキのいたるところにあり、朝から夜遅くまで開いているので、思い立ったときにすぐ買い物ができます。
一方、スーパーは店舗の数が少なく、ワイキキの中心から少し歩くことが多いですが、品ぞろえが多く、まとめ買いをすると安く済みます。
何日分もの水や食料をまとめて買うならスーパー、すぐに必要なものや少しだけ欲しいものはABCストア、と目的によって使い分けると、時間もお金も上手に節約できます。
ハワイへの飲み物の持ち込みや、現地での水の買い方については、ハワイへのペットボトルの持ち込みについて解説した記事も参考にしてみてください。
大型店「アイランド・カントリー・マーケット」とは?
アイランド・カントリー・マーケットは、ABCストアが運営する大型店で、普通のABCストアよりも品ぞろえが多く、デリ(お惣菜コーナー)も充実しているお店です。
2024年4月には、アラモアナ通り沿いの旧「ワイラナ・コーヒーハウス」の跡地に、約8,000平方フィートの新しいお店がオープンしました(参考:Hawaii Public Radio)。
このお店では、お寿司やラーメンなどのデリ、バリスタがいるコーヒーバーもあり、毎日6:30〜23:00まで営業しています(参考:るるぶ&more.)。
オアフ島では、このほかにクヒオ通りやコオリナにもアイランド・カントリー・マーケットがあり、ハワイ島やマウイ島には「アイランド・グルメ・マーケット」という大型店もあります。
普通のABCストアでは物足りないときや、お惣菜をしっかり買いたいときに便利ですよ。
ABCストアとスーパーを比較すると?
ABCストア、アイランド・カントリー・マーケット、スーパーの特徴を比べてみましょう。
以下の表にまとめます。
| お店 | 店舗の多さ | 品ぞろえ | 値段 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|---|
| ABCストア | ワイキキだけで約40店舗 | 飲み物、軽食、日用品、お土産が一通りそろう | スーパーより少し高め | 急ぎの買い物や少量の買い足し |
| アイランド・カントリー・マーケット | オアフ島に数店舗 | ABCストアの品ぞろえに加えてデリやコーヒーバーも充実 | ABCストアと同程度 | お惣菜や食事をしっかり買いたいとき |
| スーパー | ワイキキ周辺には少なめ | 食料品や日用品の種類がとても多い | 比較的安い | 水や食料のまとめ買い |
店舗や時期によって品ぞろえや値段は変わるため、実際に行くお店で確認してください。
ABCストアを上手に使うコツは?

- 支払い方法は?
- 朝ごはんや小腹がすいたときにも使える?
- お酒を買うときの注意点は?
- ABCストアで買わないほうがいいものは?
支払い方法は?
ABCストアでは、現金のほかにクレジットカードで支払うことができます。
少額の買い物でもカードが使えるので、細かい現金を持ち歩かなくても大丈夫です。
ただし、海外でクレジットカードを使うと、カード会社によっては事務手数料がかかります。何度も少額の買い物をする予定がある方は、手数料や還元率を出発前に確認しておくと安心です。
また、カードで払うときに「日本円で払うか、ドルで払うか」を聞かれた場合は、ドルを選ぶほうが一般的に手数料が安く済みます。
レジでは、レジ袋が必要かどうかを聞かれることがあるので、エコバッグを持っている場合は「No bag, thank you.」と伝えればOKです。

私はこれまで、ABCストアの支払いやレジで困ったことは特にありません!
朝ごはんや小腹がすいたときにも使える?
ABCストアは、朝ごはんや観光の合間の軽食を買うのにも便利です。
スパムむすびやサンドイッチ、カットフルーツなど、すぐに食べられるものがそろっているので、食事と食事の間の「つなぎ」にぴったりです(参考:Hawaii Guide)。
ハワイは物価が高く、朝食でもレストランで食べるとそれなりの出費になるので、ホテルでのんびり朝ごはんを食べたい日は、ABCストアで買ってきて部屋で食べると節約にもなります。
早朝のダイヤモンドヘッド登山やビーチに出かける前に、水と軽食を買っておくのもおすすめです。
朝早くから開いている店舗が多いので、時差ぼけで早く目が覚めてしまった日にも助かりますよ。
お酒を買うときの注意点は?
ABCストアではビールやワインなどのお酒も売っていますが、ハワイでお酒を買えるのは21歳以上です。
年齢を確認するために、レジで身分証明書(ID)の提示を求められることがあるので、お酒を買うときはパスポートを持って行きましょう。
日本では20歳からお酒を飲めますが、ハワイでは20歳ではお酒を買えないので、若い方は注意してくださいね。
ABCストアで買わないほうがいいものは?
何日分もの水や食料、たくさんのお土産のまとめ買いは、ABCストアではなくスーパーでするのがおすすめです。
ABCストアはスーパーより少し値段が高めなので、まとめ買いをすると、そのぶん差額も大きくなってしまいます。
また、日焼け止めは、ABCストアでも手軽に買えますが、肌に合うかわからないものを旅行中に初めて使うのは心配ですよね。いつも使っていて肌に合うものを日本から持って行くと安心です。
ハワイで使える日焼け止めについては、アネッサはハワイで使える?を解説した記事で詳しく紹介しています。
よくある質問
Q. ABCストアとはどんなお店ですか?
A. ABCストアは、1964年にワイキキで1号店をオープンしたハワイ生まれのコンビニエンスストアです。飲み物や軽食、日用品、お土産まで、旅行に必要なものがひととおりそろいます。
Q. ABCストアはワイキキに何店舗ありますか?
A. ワイキキだけで約40店舗あります。ホテルの1階やショッピングセンターの中にもあり、通りを歩けば数分おきに見つかるほどです。
Q. ABCストアの営業時間は何時から何時までですか?
A. 店舗によって異なりますが、ワイキキでは朝7時ごろから夜11時ごろまで営業している店舗が多いです。たとえば、ロイヤル・ハワイアン・センター内の店舗は毎日7:00〜23:00の営業です。
Q. ABCストアはスーパーより高いですか?
A. ABCストアはスーパーより少し高めで、日本のコンビニのようなイメージです。急ぎの買い物や少量の買い足しはABCストア、まとめ買いはスーパーと使い分けるのがおすすめです。
Q. ABCストアで買えるおすすめのお土産は何ですか?
A. マカダミアナッツやマカダミアナッツチョコレート、ハワイのコーヒーなどが定番です。小分けのパックもあるので、ばらまき土産にぴったりです。ハイビスカス柄のエコバッグや、日焼けしたハローキティなどの限定グッズも人気です。
Q. ABCストアでお酒を買うときに必要なものはありますか?
A. ハワイでお酒を買えるのは21歳以上で、レジで身分証明書(ID)の提示を求められることがあります。お酒を買うときはパスポートを持って行きましょう。
ハワイのABCストアを上手に使おう!まとめ
この記事のポイントをまとめました。
- ABCストアは1964年創業のハワイ生まれのコンビニで、ワイキキだけで約40店舗ある
- 飲み物や軽食、日用品、ばらまき土産まで、旅行に必要なものがひととおりそろう
- ワイキキの店舗は朝7時ごろから夜11時ごろまで営業しているところが多い
- 値段はスーパーより少し高めなので、急ぎの買い物はABCストア、まとめ買いはスーパーがおすすめ
- ハイビスカス柄のエコバッグや日焼けキティなど、ABCストアならではのグッズも人気
- お酒を買えるのは21歳以上で、パスポートの提示を求められることがある
ハワイに着いたら、まずは近くのABCストアをチェックしておくと、滞在中の買い物がぐっと楽になります。
旅行の初日にエコバッグと水を買っておけば、観光にもショッピングにも安心して出かけられますよ。
ハワイ旅行の計画を立てるときは、ホテルの近くにABCストアがあるかどうかもチェックしてみてくださいね。
