ハワイ旅行中、効率的に観光地を巡りたいと考えている方には、ザ・バス(The Bus)の利用がとても便利です。路線図や主要な観光スポットへのアクセス方法を知りたい方は多いのではないでしょうか。ザ・バスは、100以上のルートを持ち、ダイヤモンドヘッドやカハラモール、ワイキキから離れた場所にも簡単にアクセスできます。
この記事では、ザ・バスの利用方法や、時刻表や路線図の見方、さらにはザバスが怖いと感じる理由やその対策についても解説します。また、トロリーバスとの違いや使い分けについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
- ザ・バスの路線図や時刻表の確認方法がわかる
- 主要な観光スポットへのバスルートが理解できる
- HOLOカードの使い方や運賃の仕組みがわかる
- 安全にザ・バスを利用するための注意点がわかる
ハワイ「ザ・バス」の 路線図と便利な使い方
- 時刻表の見方とポイント
- 路線図の確認方法
- 路線2:人気の路線でおすすめスポットへ
- 路線20:主要観光地へのアクセス
- 路線23:カハラモールへの行き方
- ダイヤモンドヘッドへの行き方
時刻表の見方とポイント
ハワイでザ・バスを利用する際、バス時刻表の見方を理解しておくと非常に便利です。時刻表はオンラインやアプリ「DaBus2」から簡単に確認できます。オンライン時刻表では、路線ごとに運行時間がリスト化されており、主要な停留所の発車時間が表示されています。各路線には始発から終点までの時刻が掲載されているため、自分の目的地に向かうバスがどの時間帯に運行しているのかが一目で分かります。
次に、バス停での時刻表の見方ですが、表示されている時刻はそのバス停をバスが通過する「目安の時間」です。特にハワイでは、渋滞や交通状況によってバスが時間通りに来ないことが多いので、5~10分の余裕を持ってバス停で待つのがおすすめです。アプリを使えば、バスのリアルタイム到着予測も確認でき、実際の運行状況を把握することが可能です。
これにより、スムーズに観光地や目的地に向かうことができ、長い待ち時間を避けることができるでしょう。また、バスの番号が表示されている停留所も多いため、乗るバスを間違えないよう注意が必要です。ザ・バスの利用が初めての方でも、これらのポイントを押さえれば簡単に時刻表を確認できるでしょう。
路線図の確認方法
ザ・バスの路線図を確認する方法はいくつかありますが、最も手軽なのはこちらもスマートフォンのアプリ「DaBus2」や公式ウェブサイトを利用することです。このアプリでは、現在地に近いバス停を検索できるだけでなく、目的地までのルートやバスの到着予定時間もリアルタイムで確認することができます。
ウェブサイトからはPDF形式の路線図をダウンロードでき、各バス路線の詳細や停車場所も一目で把握することが可能です。また、観光客向けのパンフレットやホテルのフロントでも簡易版の路線図を入手できるため、スマートフォンを持っていない場合でも安心です。
一方で、ザ・バスの路線は100以上あるため、初めて利用する方には少し複雑に感じることもあるかもしれません。そのため、出発前に自分の行きたい場所にアクセスできるルートを調べ、主要路線の番号(例:路線20、23、2など)を把握しておくとスムーズに移動ができます。
路線2:人気の路線でおすすめスポットへ
ザ・バスの路線2番は、ワイキキからダウンタウン、さらにはカピオラニコミュニティカレッジ(KCC)やダイヤモンドヘッドへ向かう非常に人気の高い路線です。この路線を利用すれば、観光とショッピングの両方を楽しむことができます。
例えば、まずワイキキを出発し、ダウンタウンに向かう途中で地元の市場や歴史的建物を見学することができます。カピオラニ公園やホノルル動物園も近くにあり、自然や動物を楽しみたい人には最適です。その後、路線2番はKCCへと向かい、ここで毎週土曜日に開催されるファーマーズマーケットに立ち寄ることができます。新鮮な地元の食材やハワイ特有のグルメを楽しむことができるスポットです。
さらに、路線2番のバスはダイヤモンドヘッドの登山口近くまで運行しているため、ハイキングを楽しむ観光客にもおすすめです。ダイヤモンドヘッドはハワイの象徴的な観光スポットであり、頂上からはワイキキ全体を一望する絶景が広がります。
路線20:主要観光地へのアクセス
ザ・バスの路線20番は、ホノルル市内やオアフ島の主要観光地を効率よく巡ることができる便利な路線です。このバスは、ダニエル・K・イノウエ国際空港からワイキキまでを結び、途中にパールハーバーやアラモアナセンターなどの観光スポットを通過します。旅行者にとっては、空港から市内へのアクセス手段としても、主要観光地への移動手段としても非常に便利です。
例えば、パールハーバーのアリゾナ記念館へ行く場合は、路線20番に乗車し、アリゾナ記念館の近くにあるバス停で下車すれば、直接アクセスできます。また、ショッピング目的でアラモアナセンターへ行く際も、この路線を利用すれば、快適に移動できます。
バスの運行頻度は約30分おきで、観光客が多く利用するため、日中の時間帯は比較的混雑することがあります。しかし、時間帯を選べば座れる可能性も高く、観光の移動手段として利用する価値があります。ワイキキやアラモアナセンター周辺の宿泊施設に滞在している場合、路線20番を上手に使えば、移動コストを抑えながら、オアフ島の観光を楽しむことができるでしょう。
路線23:カハラモールへの行き方
カハラモールへ行くには、ザ・バスの路線23番を利用するのが便利です。路線23番はワイキキを出発し、東海岸のハワイカイやシーライフパークを経由する観光客に人気の路線です。カハラモールは、途中の停留所として停車するため、ショッピングや食事を楽しむ目的で訪れる旅行者にとって理想的なバスルートとなります。
ワイキキから出発する場合、クヒオ通り沿いのバス停から23番に乗車します。およそ30分ほどで、カハラモールの最寄り停留所に到着します。運行間隔は1時間に1本程度のため、事前に時刻表を確認してから出発するのが良いでしょう。バス停はカハラモールのすぐ近くに位置しているため、下車後は徒歩数分で到着できます。
カハラモールには地元のブティックやレストラン、映画館などがあり、観光とは異なるハワイのローカルな雰囲気を味わうことができます。また、モール内でHOLOカードのチャージができる場所もあり、バスの利用者にとっては便利なスポットです。
ダイヤモンドヘッドへの行き方
ダイヤモンドヘッドへのアクセスもザ・バスを使うことで非常に簡単です。ダイヤモンドヘッドに行く際には、主に路線2番や23番のバスを利用します。ワイキキから出発する場合、クヒオ通り沿いのバス停から乗車し、ダイヤモンドヘッド・クレーター近くの停留所で下車します。登山を目的に訪れる観光客にとっても、このルートはとても便利です。
2番のバスは、ファーマーズマーケットで有名なカピオラニコミュニティカレッジ(KCC)の近くも通り、登山前に立ち寄ることもできます。また、23番のバスは、ダイヤモンドヘッドの入口付近まで運行しており、徒歩でアクセスするのに適しています。
ダイヤモンドヘッドへ行くバスの運行間隔はおおよそ15分から30分程度ですが、週末や祝日は観光客が増えるため、バスが混雑することがあります。特に早朝の時間帯は、登山を目的に訪れる人が多いため、混雑を避けたい場合は、午後の時間帯を選ぶと良いでしょう。
ハワイ「ザ・バス」の路線図とトロリーバスの違い
- 怖いと言われる理由と対策
- 公共バスとトロリーバスの比較
- アプリで路線図や時刻表を確認しよう
- 利用する際の注意点と安全な乗り方
- 便利な「HOLOカード」
怖いと言われる理由と対策
ザ・バスが「怖い」と言われる理由にはいくつかの要素がありますが、主に「深夜の運行」と「一部のエリアの治安」がその要因です。ハワイは全体的に治安が良い観光地として知られていますが、深夜になると人通りが少なくなり、一部エリアでは不安を感じることがあるかもしれません。特に観光客が少ない場所や、繁華街から離れたエリアでは、夜間の移動に不安を感じる人も多いようです。
このような不安を解消するための対策として、まずは「時間帯を選ぶこと」が大切です。可能であれば、夜遅くのバス利用は避け、日中の時間帯に移動することをおすすめします。また、アプリを活用してバスの到着時間を事前に把握し、バス停で長時間待つ状況を回避することも効果的です。
さらに、人気の観光地や繁華街に近いエリアのバス路線を利用することで、不安を軽減できます。ワイキキやアラモアナセンターなど、人通りの多いエリアでは比較的安全にバスを利用できます。もし夜間にバスを利用する場合は、周囲に注意を払い、なるべく人の多いバス停を選び、単独行動は避けることが良いでしょう。
公共バスとトロリーバスの比較
ハワイでの移動手段としては、公共バス「ザ・バス」と観光向けの「トロリーバス」がありますが、それぞれに特徴があり、利用シーンに応じて使い分けるのが便利です。まず、ザ・バスはオアフ島全域に100以上の路線を持つ公共交通機関で、地元の人々も日常的に利用しています。主要観光地だけでなく、島内の隅々までカバーしているため、ワイキキから少し離れた観光スポットや住宅街にもアクセスできます。運賃は1回3ドルとリーズナブルで、交通系ICカード「HOLOカード」を使えば1日に何度乗っても7.5ドルの上限があるため、費用を抑えたい人におすすめです。
一方、トロリーバスは観光客向けに運行されており、ピンクライン、グリーンライン、レッドライン、ブルーラインの4つのルートがあり、それぞれ異なる観光地を巡ります。ピンクラインはワイキキからアラモアナセンターまでを結び、ショッピングや市内観光に便利です。一方、グリーンラインはダイヤモンドヘッド方面へ向かうルートで、自然を楽しみたい人におすすめです。
運賃はザ・バスに比べてやや高めですが、音声ガイド付きの便も多く、観光地の解説を聞きながら移動できるのが魅力です。また、トロリーバスは窓がない開放的な車両が多く、ハワイの風を感じながら景色を楽しめる点が観光客に人気です。利用する目的に応じて、ザ・バスで経済的に移動するか、トロリーバスで観光をより楽しむかを選ぶと良いでしょう。
さらに、JCBカードを見せるだけで、ハワイのワイキキトロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料となるキャンペーンが開催されています!乗車の際に、JCBカードを提示するだけなので、ハワイ旅行前にJCBカードを1枚作っておくと便利です。期間は2022年4月1日(金)~2025年3月31日(月)ですが、キャンペーン実施期間以降も、継続してキャンペーンを実施する場合があるそうです。詳しくはこちらの公式HPをご覧ください。
私が初めてハワイに行った2015年ごろからずっとキャンペーンが継続されている気がします・・・!本人の方と同乗の家族大人1名様、子供2名様(11歳以下)まで対象で、かなり便利です。
アプリで路線図や時刻表を確認しよう
ザ・バスの利用をよりスムーズにするためには、無料アプリ「DaBus2」の活用が非常に便利です。このアプリでは、オアフ島内にあるすべてのバス路線のルートや時刻表を簡単に確認できます。特に、リアルタイムでバスの到着予定時刻がわかる機能は、待ち時間を短縮し、効率よく移動するために役立ちます。
アプリの使い方はシンプルで、GPS機能を利用して現在地の最寄りバス停を表示し、そこに到着するバスの路線番号や運行時間が一目でわかります。また、目的地を入力すれば、どのバスに乗ればよいか、どこで降りるべきかも簡単に検索できます。このため、初めてザ・バスを利用する人でも迷うことなく目的地に到着できるでしょう。
アプリはオフラインでも利用可能な機能があり、旅行中にデータ通信が不安な場合でも使えるため、観光客にとっては非常に助かるツールです。ザ・バスを最大限に活用するためには、このアプリを事前にダウンロードしておくと安心です。
利用する際の注意点と安全な乗り方
ザ・バスを利用する際には、いくつかの注意点と安全対策を知っておくと安心です。まず、バスは定時運行が難しいことがあり、特に朝夕のラッシュ時や観光シーズンには遅延が発生することがあります。バス停での待ち時間を減らすためには、リアルタイムでバスの到着情報が確認できるアプリの利用が効果的です。これにより無駄な待ち時間を減らし、効率よく移動できます。
また、深夜や早朝にバスを利用する場合は、治安に注意が必要です。ハワイ全体では比較的安全なエリアが多いものの、暗く人通りの少ない場所では、スリや置き引きなどの犯罪に遭う可能性があります。夜間の利用はできるだけ避け、人気のあるエリアや人が多い時間帯にバスを利用することをおすすめします。バスに乗る際は、財布や貴重品はしっかりと管理し、後ろポケットに入れたままにしないようにしましょう。
さらに、ザ・バスの車内では、飲食が禁止されており、大きな荷物の持ち込みも制限されています。手荷物は膝の上に置ける程度の大きさにまとめ、他の乗客の迷惑にならないように配慮しましょう。これらの注意点を守ることで、安全かつ快適にザ・バスを利用できます。
便利な「HOLOカード」
ザ・バスを頻繁に利用するなら、便利なICカード「HOLOカード」を活用すると良いでしょう。HOLOカードは、バスに乗る際に運賃をキャッシュレスで支払うことができる交通系ICカードで、日本のSuicaやPASMOのように事前にチャージして使う仕組みです。現金での支払いが不要になり、小銭を用意する手間が省けるため、特に観光中には非常に便利です。
さらに、HOLOカードの最大のメリットは、1日あたりの運賃上限が設定されている点です。1日に3回以上バスを利用すると、自動的に1日乗車券に切り替わり、7.5ドル以上の運賃が発生しません。これにより、何度もバスに乗る予定がある日にはコストを大幅に削減でき、オアフ島内の観光地を効率よく回れます。
HOLOカードは、ABCストアやセブンイレブン、フードランドなどの現地店舗で購入でき、チャージも同じ場所で行えます。また、オンラインでのチャージや残高確認も可能で、スマートに管理できる点も利便性が高いです。ハワイ滞在中にザ・バスを頻繁に利用するなら、このHOLOカードを事前に用意しておくことを強くおすすめします。
ハワイ「ザ・バス」の路線図と使い方のポイント
この記事のポイントをまとめました。
時刻
- DaBus2アプリを使えばリアルタイムでバスの到着時間を把握できる
- バス時刻表はあくまで目安で、渋滞で遅れることがある
- バス停の時刻表は通過時間の参考として5~10分前に到着するのがよい
路線
- 路線図は主要な停留所とルートが一目でわかるようになっている
- ザ・バスの路線図はアプリや公式ウェブサイトで確認できる
- ザ・バスは100以上の路線を持ち、観光地を網羅している
- 路線20番は空港からワイキキまでを結び、観光に便利な路線である
- 路線23番はカハラモールやシーライフパークへアクセスできる
- 路線2番はワイキキからダウンタウン、ダイヤモンドヘッドまでを結ぶ
- 路線図はPDF形式でダウンロードも可能で、事前に確認することが推奨される
料金
- HOLOカードを使えばバス運賃をキャッシュレスで支払える
- 1日の運賃上限は7.5ドルで何度でも乗車できる
注意点
- 初心者でもアプリを活用すればバス利用は簡単である
- 夜間や深夜のバス利用は避け、治安に注意することが必要である
- 大きな荷物の持ち込みは制限されているため、コンパクトにまとめること