ハワイ旅行を計画していると、ペットボトルの持ち込みは気になるポイントの一つではないでしょうか。特に、現地の水が合わなかった場合や、慣れた日本の水を飲みたいと考える人にとっては重要な問題です。
ハワイ旅行でのペットボトル持ち込みの注意点
- 国際線の飛行機内に持ち込めますか?
- 水は入国時に持ち込み可能?
- マイボトルは必要か
- お茶の値段が高い
- ルールと注意点
国際線の飛行機内に持ち込めますか?
ハワイに行く飛行機にペットボトルを持ち込むことは「条件付きで可能」です。国際線の航空機では、セキュリティの観点から液体物の持ち込みに厳しいルールが設けられています。
まず、飛行機に持ち込める液体は「100ml以下の容器に入ったもの」に限られています。そのため、自宅から持参する500mlや1Lのペットボトルは、保安検査で没収される可能性が高いです。
しかし、出国手続き後の「制限エリア内」で購入したペットボトルは、手荷物として機内に持ち込むことができます。空港内の免税店や売店で購入した飲み物は、国際的なセキュリティ基準を満たしているため、安心して持ち込めます。
一方で、航空会社によっては飲み物のサービスが無料で提供されるケースも多いため、あえて持ち込む必要がない場合もあります。これらの情報を事前に確認し、必要に応じて購入するのが良いでしょう。
水は入国時に持ち込み可能?
ハワイへの入国時に水を持ち込むことは「可能ですが注意が必要」です。アメリカでは、農作物や動植物の持ち込みに厳しい規制がありますが、ペットボトルの水については特に禁止されていません。
ただし、入国前の飛行機内での扱いには注意が必要です。前述の通り、出発地で購入した大容量のペットボトルは機内に持ち込めませんが、スーツケースに入れて預け荷物として持ち込むことは可能です。
一方で、ハワイの空港の入国審査では、食品や飲料の申告が必要になるケースもあります。水は食品には該当しませんが、必要に応じて申告するよう指示されることがあります。入国審査では正直に回答することが大切です。
また、ハワイは飲料水の品質が高いため、現地で水を購入する選択肢もあります。水道水も飲むことができますが、硬水であることが多いので、慣れていない場合は現地のスーパーで軟水を購入するのも一つの方法です。
マイボトルは必要か
ハワイ旅行にマイボトルを持参するかどうかは「持っていくと便利な場合が多い」と言えます。ハワイは環境保護の意識が高く、使い捨てプラスチックの削減が進んでいるため、マイボトルを活用する場面が増えています。
例えば、ハワイのホテルや観光地では、無料のウォーターサーバーが設置されていることが多いです。これにより、マイボトルがあれば簡単に水を補充できるため、ペットボトルの水を何度も購入する必要がありません。
また、ハワイは気温が高く、観光中にこまめな水分補給が必要です。観光地で毎回飲み物を購入するよりも、マイボトルに水を入れて持ち歩く方が経済的です。
ただし、持参するマイボトルは「保温機能がついたもの」や「軽量なもの」を選ぶと快適に使えます。特に観光中に持ち歩くなら、軽さは重要なポイントです。金属製のステンレスボトルは保温性に優れていますが、重量があるため、プラスチック製や折りたたみ式のボトルも選択肢に入れると良いでしょう。
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お茶の値段が高い
ハワイのペットボトルのお茶の価格は「日本よりも高め」であることが多いです。理由は、ハワイで販売されている多くの日本製のペットボトル飲料が「輸入品」であるため、輸送コストが上乗せされているからです。
具体的な値段の目安として、現地のコンビニやスーパーマーケットでは、500mlのペットボトルのお茶が「約2.5ドル〜3.5ドル」程度です。日本円に換算すると、1本あたり約350円〜500円程度になります。
観光地や空港内の売店ではさらに高くなる傾向があるため、空港での購入はできるだけ避けた方が良いでしょう。一方で、スーパーやドラッグストアでは、割安な価格で購入できる場合もあります。
ハワイでは、緑茶や麦茶などの日本茶も販売されていますが、日本国内で見かける銘柄は限られています。ハワイ滞在中に「どうしても日本のお茶が飲みたい」という場合は、事前にスーツケースに日本のお茶を入れておくのも一つの方法です。
ルールと注意点
ハワイの入国時には「持ち込み禁止ルール」がいくつかあり、これに違反すると罰金や処罰の対象となるため、十分な注意が必要です。
ハワイへの持ち込みが禁止されているものの一例として、以下のようなものが挙げられます。
- 生の野菜や果物:日本から持ち込んだ生鮮食品は、アメリカの植物検疫法により厳しく管理されています。検疫官の許可なく生野菜や果物を持ち込むと、罰金の対象になります。
- 肉類や乳製品:これらは動物由来の感染症のリスクがあるため、持ち込みが禁止されています。缶詰などの加工食品は問題ない場合もありますが、未開封でも審査が必要なケースがあります。
- 植物や土:植物や種子、観葉植物のようなものはアメリカ農務省の許可がなければ持ち込めません。土が付着した靴も検査対象になる場合があります。
持ち込みが禁止されているものは、税関の申告書に明確に記載しなければなりません。申告しなかった場合、違反と見なされ、罰金や罰則が科される場合があります。
ただし、ペットボトルの飲料水やお茶などの「加工済みの飲料」は、原則として問題なく持ち込むことができます。食品も一部の加工食品(インスタントラーメンやお茶漬けの素)などは持ち込み可能ですが、内容物によっては申告が必要な場合もあります。
最後に、アメリカの税関申告書では「食べ物」の欄にチェックを入れる必要があります。たとえ禁止品目でなくても、正直に申告することでトラブルを防ぐことができます。持ち込めるかどうか不安な食品がある場合は、事前にアメリカ税関の公式情報を確認するか、税関職員に問い合わせることをおすすめします。
ハワイにペットボトルを持ち込みたい場合の注意点

出典:https://unsplash.com/ja
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