こんにちは。Kanaです。
ハワイへ12月の旅行、気温や天気、雨季の傾向ってどうなんだろう?ここ、気になりますよね。
実は、ハワイの12月は雨季でシャワーやスコールがある一方、日中は暖かくて海水温も高め。日の出やサンセットの時間を押さえれば計画もしやすいです。
服装や持ち物、紫外線対策、リーフセーフな日焼け止めの選び方、ホノルルマラソンやクリスマス、年末年始の混雑、費用の目安、ノースショアのサーフィン、ホエールウォッチング、セールやブラックフライデーの動きまで、この時期ならではのポイントをまとめてご案内します。
洪水注意報への向き合い方や安全のコツも添えて、あなたの12月ハワイを快適にする計画術をお届けします。
この記事を読むとわかること
- 12月の天気と海のコンディションの目安
- シーン別の服装と持ち物のベストプラクティス
- イベントと混雑・費用の賢い立ち回り方
- 安全対策と現地で役立つ実践的なコツ
ハワイの12月の基本と過ごし方

まずは「どんな気候で、どこまで海遊びできて、どんな時間配分が快適か」を押さえましょう。雨季といっても一日中降り続くことは少なく、コツを掴めばとても過ごしやすい季節です。
服装・持ち物・時間帯の選び方を私の実体験ベースで解説します。
気温・天気・雨季の傾向
12月のオアフ島(ホノルル)の体感は「朝夕ひんやり、日中はぽかぽか」。平均最高気温はおおむね26〜28℃、平均最低気温は19〜22℃が目安です。
雨季のためシャワー(短時間のにわか雨)やスコールは増えますが、長雨はまれ。雨雲が抜けると一気に晴れて虹に出会えるのもこの季節の楽しみです。
気温や降水は年や週によってぶれます。数値はあくまで一般的な目安として捉えてください。最新の気象情報や注意報は常常に公式の発表をご確認ください。
風は夏より強めに感じる日があり、体感温度は気温より低くなることも。ビーチ滞在は風裏やワイキキなど南側が快適です。
ハリケーンシーズン(概ね6〜11月)からは外れるため、12月は台風級の暴風雨リスクは低めですが、局地的な豪雨や波浪はあり得ます。オアフは「山側で降って海側は晴れ」ということも多いので、レーダーアプリで雲の流れを見ながら移動先を柔軟に切り替えると、雨をうまく避けられますよ。
午前は大気が安定して晴れやすく、午後は内陸の上昇気流でシャワーが出やすい傾向。予定は午前に屋外、午後はショッピングや美術館など屋内に寄せると快適かなと思います。
洪水注意報(Flash Flood Watch/Warning)が出たら無理な外出は避けましょう。渓谷や側溝、橋の下など低い場所へ近づかないのが鉄則。山側トレイルはぬかるみ・落石も。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。(出典:米国国立気象局 NWS「Flood Safety」)
エリア差もポイント。ノースショアや東海岸(風上側)は雨雲がかかりやすく、ワイキキ〜カハラなど南岸(風下側)は比較的穏やか。12月は貿易風が戻る日も多く、湿度はあるけど風が抜けて過ごしやすい日も多いです。
ホテル選びは移動のしやすさ重視でOKですが、雨を嫌うなら「南側ベース+雨が来たらアラモアナやカカアコで屋内に逃げる」くらいの気持ちで。これだけで満足度はぐっと上がりますよ。
海水温と海で泳げるか

12月の海水温はおおむね24〜26℃。晴れて風が弱い日中は泳げます。午前は水が澄みやすい一方、風で体が冷えやすいので、上がったらすぐ羽織れる長袖や大判タオルがあると快適です。
長時間のシュノーケリングやボート利用は、薄手のウェットスーツやスプリングのレンタルも検討を。
- 泳ぎやすいエリアの例:ワイキキ、カハラなど南側
- 注意が必要なエリアの例:ノースショア(冬はビッグスウェルで遊泳危険)
ラッシュガード=日焼け対策が主目的。保温力は低いので、体が冷える日は防寒の上着を別で用意すると安心です。
冬のハワイはうねりの向きが「北・西」から入りやすく、ノースショアや西側は波が高くなりがち。反対に南岸は比較的おだやかで、ビギナーの泳ぎや子どもの水遊びは南側のビーチが無難です。
ビーチに設置されるフラッグ(赤=危険、黄=注意、緑=比較的安全など)や、ライフガードのアナウンスは必ずチェック。離岸流が出やすい場所では、沖に向かって焦って泳がず、岸と平行に流れから抜けるのが基本。
怖いと感じたら即退避でOKです。なお、潮位の影響で午前はリーフ(岩場)が浅く、擦りやすい日も。マリンシューズがあると安心ですよ。ビーチごとにシャワー・ロッカー・トイレの有無が違うので、事前に場所選びをしておくと当日スムーズです。
日の出とサンセットの時間

12月のホノルルは、日の出の目安が6:50〜7:05頃、サンセットが17:45〜18:00頃。ディナーでサンセットを狙うなら、予約時間は17:00台後半がちょうど良いことが多いです。ダイヤモンドヘッドの朝日は早起きし過ぎなくてOKなのが冬のうれしいところ。
各日の正確な時刻は天文・気象サイトやスマホの天気アプリで最新を確認してください。年により数分〜十数分の差があります。
| 日付(目安) | 日の出 | 日没 |
|---|---|---|
| 12/1 前後 | 6:55 | 17:50 |
| 12/15 前後 | 6:59 | 17:51 |
| 12/31 前後 | 7:07 | 18:00 |
観賞スポットは、朝日のならカイルア〜ラニカイやマカプウ岬、夕日はワイキキの西側(ヒルトン近く)やマジックアイランドが定番。風下側に雲がたまる夕方は、雲の下が赤く焼ける「ドラマチックな空」になりやすいですよ。
写真派は「ゴールデンアワー(サンセット前後の約30分)」を狙って、光が柔らかい時間にビーチフォトを。サンセットクルーズは乗船地への移動を考えて、日の入り30〜60分前に出航する便がベストです。
夜はタンタラスの丘で夜景、朝はダイヤモンドヘッドで朝日という「朝夕セット構成」にすると、天候が崩れてもどちらかは成功しやすいです。
服装とドレスコード

日中の基本
Tシャツ+ショーツ(ワンピース)+サンダルでOK。風がある日は体感が下がるので、薄手のカーディガンやパーカーを常にバッグに。屋内は冷房が強い店が多いです。
汗をかいても乾きやすい素材(コットン混・吸湿速乾)だと一日中ラク。ビーチ帰りにそのままレストランへ行くなら、濡れても目立たない色や素材だと安心です。
朝夕・移動・冷房対策
- 薄手の長袖シャツ、軽量パーカー、ストール
- ソックス+スニーカー(ハイキング・長距離移動でも快適)
朝夕や曇り日は、首元が開きすぎないカットソーに薄手の羽織りを重ねるだけで体感が全然違います。
バスやUber、モールは冷房が効いているので、肩掛けできるストールは万能。飛行機内は乾燥するのでロングパンツ+羽織りが正解です。
ドレスコードがある場面
高級レストランやラウンジ、ハイブランドのブティックは過度なビーチサンダル・タンクトップ・短すぎるショーツは避けるのが無難。男性は襟付きシャツ+ロングパンツ、女性はワンピースやきれいめサンダルが安心です。
ルアウやサンセットクルーズは「リゾートカジュアル」でOKですが、甲板や屋外は風が強いので薄手のウィンドブレーカーがあると快適。雨上がりの舗道は滑りやすいので、ヒールは低めが歩きやすいですよ。
日本発の厚手コートは空港のコインロッカーや一時預かりサービスが便利。サービス内容は空港・航空会社・カード特典で異なるため、事前にご確認ください。
小ワザとして、男女とも「濡れてもすぐ乾くボトム」「防水の小さめショルダー」「折りたたみトート」の3点があると、ビーチ・買い物・食事の切り替えが本当にスムーズ。
子どもは体温が下がりやすいので、ジップアップのパーカーを。シニアの方は風で体感が下がりやすいので、薄手のインナーダウンが一枚あると安心です。
持ち物と雨具・紫外線対策
- 折り畳み傘(軽量)またはレインジャケット
- ラッシュガード、速乾タオル
- サングラス、帽子(あご紐付きだと風でも安心)
- リーフセーフ(サンゴに優しい)の日焼け止め
- ウェットティッシュ、ジップ袋(濡れ物・貴重品保護)
- モバイルバッテリー(警報確認や配車アプリ用)
日焼け止めは「リーフセーフ」表記を選ぶのが簡単。現地購入なら法律適合品なので安心です。
日差し・紫外線は冬でも強烈。首うしろ・足の甲は焼けやすいポイント。体質や皮膚の弱い方は専門家の助言を受け、適切な製品を選択してください。
| アイテム | 理由・使い方 |
|---|---|
| レインジャケット | スコールは数十分で止むことも。傘より風に強く、両手が空いて安全。 |
| 日焼け止め(SPF30+) | 屋外2時間ごとに塗り直し。泳ぐ日はウォータープルーフを。 |
| アフターサンローション | 軽い赤みは早めの保湿ケアでリカバリー。 |
| ドライバッグ | 突然の雨やボート移動時に貴重品を防水。 |
| 常備薬・酔い止め | 船・車の移動が多い人は事前服用が安心。 |
現地ではオキシベンゾンやオクチノキサートを含む一部成分の販売が禁止されており、店頭の多くは「リーフセーフ」表示です。塗る量は「顔で小豆2個分、体で1〜1.5ショット」が目安。
耳・うなじ・足の甲・手の甲は塗り漏れやすいので意識して。ビーチではラッシュガード+帽子+サングラスの物理対策が最強です。
雨具は小雨ならレインジャケット、強雨は傘の併用が快適。傘は風で壊れやすいので軽量・骨強タイプをおすすめします。
ハワイの12月のイベントと費用

ホリデーシーズンの盛り上がりとともに、旅行費用や混雑もピークに。賢い時期選びや予約のコツ、必見イベントの見どころを押さえれば、快適度がぐっと上がります。
クリスマスと年末年始の混雑
12月後半(概ね20日以降)〜年始は航空券・ホテルともに高止まりし、人気レストランは早期満席に。可能なら12月初旬〜中旬前半が狙い目です。ホノルル・シティ・ライツ(ダウンタウンのイルミネーション)は点灯初週と週末が混みます。
- 移動は夕方ラッシュ+イベント時間帯を避ける
- レストランは1〜2カ月前の事前予約(特にオーシャンビュー)
- 人気ツアーはキャンセルポリシー確認のうえ早めに押さえる
施設の営業日は祝日で変動します。アラモアナセンター等の大型モールはサンクスギビング・クリスマスに休館の年もあるため、最新の公式情報をご確認ください。
価格の傾向は「前半=平常〜やや高い、後半=ピーク」。航空券は出発日の2〜3か月前が一つの目安ですが、12月はもっと早く動くことも。ホテルは直前割が出る年もありますが、家族連れと団体で埋まりやすいので、まずはキャンセル可のプランで押さえ、価格が下がったら乗り換えるのが現実的です。
交通は夕方のH1フリーウェイが混みやすいので、ノースショアや西オアフからの帰路は15時前に出発を。駐車場が満車になりやすい日は、公共バスやライドシェア、徒歩移動を組み合わせるとストレスが減ります。
イルミネーションやツリー点灯は週末集中なので、平日に回すだけで快適度が段違いですよ。
ホノルルマラソンの見どころ

毎年12月第2日曜に開催(年により前後)。時間制限なしで、朝の花火と夜明けのダイヤモンドヘッドは鳥肌もの。応援だけでも楽しいですが、当日は交通規制と早朝の混雑が発生します。
- 観戦のベスト:カピオラニ公園ゴール付近、カハラ周辺
- 持ち物:軽い防寒、飲み物、応援後の移動計画
スケジュール・コース・持ち物規定は年で変わります。正確な情報は大会の公式サイトをご確認ください。健康状態に不安がある場合は参加前に医師へご相談ください。
ランナーは前日までにエキスポでゼッケン受け取り。会場はグッズや試供品でお祭りムードなので、応援組も楽しめます。当日は朝3時台から人が動き出すので、眠りが浅い人は耳栓を。観戦は「一か所に固定」か「先回りして2〜3か所で応援」か戦略を決めておきましょう。
早朝は肌寒いので薄手の上着が必須、日が出れば汗ばむのでレイヤリングが楽。帰りはバスやライドシェアが混むため、徒歩圏のカフェに避難して時間をずらすのが賢いです。
参加者は給水所ごとの混雑を避けるため、ポーチに小型ボトルを持つと安心。完走後は塩分・水分・糖分のバランス補給と、ぬるめのシャワーでクールダウンを。写真撮影は朝焼けのダイヤモンドヘッド背景が映えますよ。
ホエールウォッチングの旬
12〜4月はザトウクジラのシーズン。オアフ東海岸のマカプウ岬や、西オアフ、ボートツアーからの遭遇率が高め。午前は風が弱く視界がクリアな日が多いです。
- あると安心:望遠レンズや双眼鏡、ウィンドブレーカー
- 船酔い対策:事前の酔い止め、空腹すぎ・満腹すぎを避ける
野生動物のため「必ず見られる」わけではありません。波浪により催行中止・迂回も。最新の運航・安全情報は各ツアーの公式案内をご確認ください。
陸から狙うなら、マカプウ灯台トレイル終点、ハナウマ湾展望台(入域規制に注意)、西はコオリナ沖を見渡せる海沿い遊歩道が定番。波頭をよく観察して「ブロー(潮吹き)」を見つけたら、その近くに注目し続けるのがコツです。
ボートツアーは「写真メイン」か「ゆったり観賞」かで席を選ぶと満足度が上がります。寒暖差対策として、風を通しにくい軽めのシェル+薄手の長袖が最適。
船上では紫外線が跳ね返るので、日焼け止めは首後ろ・耳・手の甲までしっかり。波がある日は着水のしぶきで濡れるので、スマホ用の防水ポーチもあると安心ですよ。
ノースショアとサーフィンの波

冬のノースショアは世界有数のビッグウェーブ。観戦はビューポイント(パイプライン、ワイメアベイ、サンセットビーチ等)から安全に楽しみましょう。遊泳・無謀なエントリーは厳禁です。
- 駐車は指定エリアのみ。路駐・私有地侵入はNG
- 濡れて冷えるのでウィンドブレーカーやタオル必携
- 帰路は夕方渋滞。朝早く出ると楽です
ハワイの海は離岸流・高波・リーフでリスクが高い場所があります。ライフガードの指示に従い、掲示のフラッグを確認してください。正確な情報は郡や州の公式海況情報をご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
コンテスト期間(Vansトリプルクラウン等)は臨時駐車規制や迂回が入ることも。観戦は砂浜から少し距離を取り、波が急に大きくなる「セット」に要注意。波しぶきでカメラが濡れるので、レンズ用のクロスやジップ袋が役立ちます。小さな折りたたみ椅子やレジャーシートがあると長時間でも快適。
フードトラックやシュリンプワゴンは混むので、ピーク前後の時間を狙うと待ち時間が短いです。海沿い道路(カメハメハ・ハイウェイ)は帰りが特に混むため、早朝に着いて昼過ぎに撤収がベスト。
どうしても泳ぎたい日は、南側のアラモアナ・マジックアイランドやカハラなどへ回避しましょう。安全第一で、見る専門に徹するのが冬のノースショアの正解です。
セールとブラックフライデー情報
“最大値引き”は11月末のブラックフライデー〜サイバーマンデーですが、12月はホリデーセール継続+12/26以降のアフタークリスマスセールが狙い目。ギフト返品明けの再値下げも期待できます。
- 大本命:アラモアナセンター、ロイヤル・ハワイアン・センター、インターナショナルマーケットプレイス、ワイケレ・プレミアム・アウトレット
- テク:モールのアプリや日本語ページでプロモコード・館内イベントを事前チェック
- 免税範囲・レシート保管・保証(ワランティ)登録を忘れずに
営業時間・休館日は年によって異なります。最新の公式情報をご確認ください。価格・割引率は店舗・在庫・タイミングで変動します。
高額品は「価格×税率×保証」で総額判断を。ハワイの消費税(GET)は地域で異なりますが、おおむね4.5%前後と覚えておくと計算しやすいです。家電や時計は国際保証や日本サポートの可否を事前に確認し、レシートは外箱に貼ると紛失しにくいです。
衣料品はサイズ交換を見越して、タグは外さずにホテルで試着→合わなければ翌日交換が鉄則。アウトレットは午前中が在庫豊富で動きやすく、雨の日は特に空いて狙い目です。
複数買い割・学生割・軍割を使えるお店もあるので、店員さんに軽く聞いてみるのがコツ。帰国の荷造りは、圧縮袋+手荷物の重量配分でオーバーチャージを回避しましょう。
まとめ:ハワイの12月の計画術
- 旅程は12月初旬〜中旬前半が価格・混雑のバランス良し
- 時間帯は朝活+サンセット固定、雨はアプリで回避
- 服装は夏+軽防寒+レイン、屋内冷房に強いレイヤリング
- 海は南側で遊ぶ、北側は観戦に徹して安全第一
この時期はイベントも海も街もフォトジェニック。「風・雨・冷房」対策と「早めの予約」さえ押さえれば、12月のハワイは想像以上に快適です。数値やスケジュールは年により変わるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
体調・安全に関わる事項は、最終的な判断は専門家にご相談ください。あなたの12月旅が最高の思い出になりますように。旅の準備、いっしょに楽しく進めていきましょう。
