ハワイ旅行中に現地のコストコを訪れてみたいと考えている方は多いのではないでしょうか。大型パックの商品やアメリカならではの食品が並ぶコストコは、観光やショッピングの目的地としても人気があります。
会員証が使えるのか、どんなお土産が手に入るのか、交通手段や現地の物価など、事前に知っておきたい情報を探しているはずです。
本記事では、日本のコストコ会員証はハワイでも使えるのか、どの店舗に行けるのか、人気商品や支払い方法まで、初めての人にもわかりやすく丁寧に解説します。
ハワイ コストコで快適に買い物を楽しむためのポイントをまとめましたので、旅行前の準備にぜひお役立てください。
- 日本のコストコ会員証がハワイでも使えるかどうか
- ハワイのコストコで使える支払い方法
- 非会員でも入店できる方法の有無
- 人気のお土産商品や店舗へのアクセス方法
ハワイのコストコで買い物を楽しむ方法
- 会員証はハワイでも使えるのか
- 日本の会員証で決済できる?利用可能なクレジットカード
- 非会員でも入れる?ワンデーパスはある?
- 物価は日本の何倍か
会員証はハワイでも使えるのか
はい、日本で発行されたコストコの会員証はハワイを含むアメリカ本土の全店舗でもそのまま利用できます。追加の手続きや登録変更などは不要です。
コストコの会員制度は国をまたいでも共通しており、基本的にどの国の店舗でも会員として入店・購入が可能です。そのため、旅行先として人気のハワイでも、日本で作成した会員証を提示すれば問題なく入店できます。
例えば、オアフ島のカポレイ店やイヴィレイ店といったハワイの各コストコでも、日本の会員証を見せれば受付で入店を断られることはありません。英語が話せなくても、カードを提示するだけで通してもらえるのは安心です。
ただし、家族カードや追加カードを持っている場合、同伴できる人数などのルールは各国共通ですが、詳細は事前に確認しておくとスムーズです。また、会員証の有効期限が切れていないかも渡航前にチェックしておきましょう。
日本の会員証で決済できる?利用可能なクレジットカード
ハワイのコストコでは、日本の会員証を使って商品を購入することは可能ですが、注意点があります。決済そのものは、会員証ではなく使用する「支払い方法」によって制限があるからです。
具体的には、アメリカのコストコ店舗では「Visaブランドのクレジットカード」のみが利用可能となっています。つまり、日本で一般的に使われているMastercardやJCB、American Expressなどのクレジットカードは、ハワイの店舗では原則として使用できません。
そのため、日本のコストコ会員がハワイで買い物をする場合、Visaブランドのクレジットカードを持参する必要があります。もしくは、現金やデビットカード(Visaに対応しているもの)での支払いも選択肢です。
また、海外でのクレジットカード使用には為替手数料がかかる場合があるため、利用前にカード会社の条件を確認しておくと安心です。両替の手間を省く意味でも、Visaカードを1枚用意しておくことをおすすめします。
非会員でも入れる?ワンデーパスはある?

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ハワイのコストコに非会員が入店することは、基本的にはできません。これは日本と同様のルールで、会員制を厳格に守っているためです。入店時には、必ず有効なコストコ会員証の提示が求められます。
ただし、非会員でもコストコを体験できる「ワンデーパス」という制度が、国によっては存在しています。しかし、アメリカ(ハワイを含む)ではこの制度は廃止されており、現在は利用できません。
もし非会員の方がハワイでコストコを訪れたい場合は、以下のいずれかの方法が考えられます。
- 同行者が会員であれば、一緒に入店可能(1人の会員につき2名まで同伴可)
- プリペイドカードを所持していれば、一時的に入店・利用できる場合がある
ただし、プリペイドカードを購入するには会員である必要があるため、会員の方から譲ってもらう必要があります。(転売は禁止されています)
完全に非会員の状態で利用するのは現実的ではありません。お土産探しや価格チェックの目的で訪れる場合も、やはり会員と一緒に行動するのが最もスムーズです。
物価は日本の何倍か
ハワイの物価は、日本と比べておおよそ1.5倍から2倍程度と考えるとわかりやすいです。ただし、すべての品目が一律に高いわけではなく、カテゴリによって大きく差があります。
例えば、外食費は日本の感覚と比べて2倍以上に感じることが多いです。カジュアルなレストランでも、一人あたり20〜30ドル(約3,000〜4,500円)程度かかることは珍しくありません。チップ文化も影響しており、会計の15〜20%が上乗せされるため、最終的な支払いは想定より高くなる傾向があります。
一方で、日用品や食材に関しては、コストコのような大型会員制ストアを利用すれば、割安に購入できることもあります。特に、現地調達できる商品(アメリカ製品や大量販売品)は比較的リーズナブルです。
しかし、日本からの輸入品や日本食材などは、2倍以上の価格が付いていることも少なくありません。例えば、日本で100円程度で手に入る調味料が、ハワイでは4ドル(600円前後)することもあります。
このように、全体的に見れば物価は高めですが、工夫次第で出費を抑えることも可能です。旅行や滞在を計画する際は、物価の違いを意識しながら予算を立てることが重要です。
ハワイのコストコ基本情報と人気商品

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- 店舗数と特徴
- 行き方と交通手段
- ホノルルクッキーは買える?
- お土産で人気の商品
店舗数と特徴
ハワイ州内のコストコは、全部で7店舗あります(2025年5月時点)。オアフ島、マウイ島、ハワイ島(ビッグアイランド)、カウアイ島と、主要な島それぞれに設置されているため、観光や滞在の際にもアクセスしやすいのが特徴です。
オアフ島には4店舗あり、中でも最も利用されているのがイヴィレイ(Iwilei)店とカポレイ(Kapolei)店です。イヴィレイ店はホノルル中心部から近く、観光客にとって最もアクセスが良い立地といえるでしょう。カポレイ店は郊外寄りにあるため、レンタカー利用者や長期滞在者に向いています。
そのほか、ハワイ島のカイルア・コナやマウイ島のカフルイにも大型店舗があります。各店舗は広々とした駐車場を完備しており、地元の住民だけでなく観光客も多く訪れます。
旅行前に訪れる島の店舗情報を確認しておくことで、時間や交通手段を無駄なく調整できるでしょう。
行き方と交通手段
ハワイのコストコへアクセスする方法は、滞在場所や訪問する店舗によって異なりますが、レンタカーの利用が最も一般的で便利です。とくに大型商品を購入したり、お土産をまとめ買いしたりする場合は、自家用車があると安心です。
たとえば、ホノルル市内からイヴィレイ店へは、車で約15〜20分程度で到着します。ワイキキ周辺からもアクセスしやすく、H1フリーウェイを利用すれば比較的スムーズに向かうことができます。カポレイ店はワイキキから車で約40分前後とやや距離がありますが、駐車場が広く混雑しにくいのが魅力です。
一方で、レンタカーを利用しない場合は、公共バス「TheBus(ザ・バス)」を活用する方法もあります。ただし、所要時間が長くなりがちで、荷物の持ち運びにも制限があるため、大量購入には不向きです。移動に1時間以上かかるケースもあるため、時間と体力に余裕がある場合に限られます。
タクシーやライドシェア(Uber・Lyft)を利用する選択肢もあります。少人数かつ短時間の買い物であれば、コストと効率のバランスが良い手段です。ただし、時間帯によっては配車待ちや渋滞に注意が必要です。
このように、目的や人数、買い物量に応じて最適な交通手段を選ぶことが、快適なショッピング体験につながります。
ホノルルクッキーは買える?
ハワイのコストコでは、ホノルルクッキーカンパニーのクッキーを購入できます。
ホノルルクッキーは、パイナップル型のクッキーで知られ、見た目の可愛さと本格的な味わいで日本人観光客にも人気です。通常、専門店や空港で購入されることが多い商品ですが、コストコに並ぶ場合は、大容量タイプで販売されることが多く、価格も比較的お得です。
私も大容量タイプのホノルルクッキーを購入しましたが、ホノルルクッキーの店舗で購入するよりお得でした。
しかし、全店舗に必ずあるとは限らないため、購入を確実にしたい方は、ホノルルクッキーカンパニーの公式店舗も視野に入れると安心です。
また、時期によっては限定フレーバーやギフトセットなどもコストコに登場することがあり、掘り出し物感覚で楽しむことができます。
お土産で人気の商品
ハワイのコストコでは、現地ならではのお土産アイテムが豊富に揃っています。特に人気があるのは、食べ物や日用品の大容量パックで、ばらまき用や家族・友人へのギフトにもぴったりです。
例えば、マカダミアナッツは定番中の定番です。種類も豊富で、塩味付き、チョコレートコーティングされたもの、あるいはコーヒー味など、味のバリエーションが楽しめます。日本で買うよりも容量が多く、価格も手頃な点が魅力です。
他にも、ライオンコーヒーの大袋タイプやパンケーキミックス、ハワイ限定のスパム缶セットなどもお土産としてよく選ばれています。これらは日持ちもよく、スーツケースに詰めやすいため、持ち帰りやすい点も好評です。
個人的におすすめなのがリンツチョコレート!ハワイのチョコレートではないですが、かなりお得に購入できます。
ハワイで人気のポテトチップスであるマウイスタイルもかなり大容量ですがお得でした。
また、タイミングが良ければ、地元企業とコラボした限定商品や季節ごとのパッケージデザインが出ていることもあります。その場で内容やパッケージを確認して、「今しか買えない」お得感を味わえるのもコストコならではの楽しみ方です。
一方で、冷凍品や重量のある商品を選ぶ際は、帰国時の持ち運びを考慮する必要があります。特に航空会社の荷物制限には注意しましょう。

ハワイのコストコを最大限に楽しむためのポイントまとめ
この記事のポイントをまとめました。
- 日本のコストコ会員証はハワイ店舗でもそのまま使える
- ハワイのコストコではVisaブランドのクレジットカードのみ利用可能
- MastercardやJCBは使えないためVisaカードの準備が必要
- クレジットカード使用時は為替手数料がかかる場合がある
- 非会員は基本的に入店不可で、ワンデーパス制度も廃止済み
- 会員と同伴すれば非会員でも2名まで入店可能
- 会員が購入したプリペイドカードで入店できる場合がある
- ハワイの物価は日本の1.5〜2倍程度と高め
- 外食費は特に高くチップ込みで2倍以上になることもある
- コストコを活用すれば食料品や日用品は割安に買えることもある
- ハワイには7店舗のコストコがあり主要島すべてに存在する
- イヴィレイ店はホノルル中心部にありアクセスしやすい
- 移動手段はレンタカーが最も便利で大量購入にも対応できる
- ホノルルクッキーは大容量パックで販売されていることがある
- マカダミアナッツやライオンコーヒーなど現地土産が豊富に揃う